#まちのコイン 「もん」はお金に変換できない!? 説明会で色々話を聞いてきた
きのう(2020/12/14)、2月から上田市で実証実験が始まるまちのコイン「もん」の説明会にお呼ばれして行ってきました!ヽ(*’▽’*)ノ
ちょっと長い記事ですが…! 「まちのコインってなんだよ?」「なんかいまいちわからない」って方にはちょっとだけなるほどと思っていただける…かも!
ちなみにこの記事はStand.fmでおしゃべり配信した内容をまとめたものです!
まちのコイン「もん」は「日本円」に換算できない!人のつながりでもらえるポイント
まちのコインは「通貨」って付いてるけど、便宜上その言葉を使ってるだけで「通貨」ではないんですね🤔
コミュニティを作る活動や行動をしたりするともらえるポイント、みたいな印象。
で、集めたポイントは地域内の参加事業者とのやりとりに「通貨ライクに」使える、という感じ。
日本円としての価値はないけど、「コミュニティ活動をした」という実績が数値になったもの、とわたしはとらえました。
“日本円の価値がないものを使うことに意味があるの?”という声が聞こえてきそうだけど、コミュニティ活動、つまり【人と人がつながる活動それ自体が、地元のためになる】ということだとわたしは考えました(*´-`*)🌸
コミュニティ活動(人と人のつながりをつくること)が地元のためになる理由
1◆同じものを売っている同じ条件のお店が2つあるなら、顔なじみの人がいるお店に行く
→つまり、量販店よりも地元のお店が儲かるかも
2◆市外県外から来てくれた人が、地元の人と知り合ったり仲良くなることで、リピーターになってくれる
似たような観光地は数あれど、その「人」はそこにしかいない。
→観光面からも👍だし、その中から移住を検討してくれる人もいるかも
3◆災害などが起きた時、顔見知り・顔なじみがたくさんいることで助け合い、心の支えになる
→災害の渦中での助け合いももちろん、台風が過ぎた時、一番最初に求めたのは「いつものメンツ」や「ひとのつながり」だった
4◆子どもたちや若い人が学校・家庭以外の価値観に触れることで「地域への意識」と「どこかに居場所があること」に気づいてくれる
→地元に残ったり、戻ってきてくれる若者が増えるかも。最近子どもの自殺が深刻だけど、ゲートキーパーになれる人に出会える可能性も。
などなど、「人と人のつながり」があることで【地元のために・地元の未来のためになる】様々な可能性が考えられるな、と思っています。
そのきっかけのひとつとなるのが、これからはじまるまちのコイン。
つながりを作る活動をした証にまちのコイン「もん」として数字に見えるようになる。
レベルアップしたりグラフで見えたりランキングがあったりして、ゲーム感覚で参加できる。
あつめた「もん」は別の人がつくる「つながり」の活動に使うことができる。
そうやって循環しながら使っていくものなんじゃないか。わたしはそんなふうに思っています!
上田市のまちのコイン「もん」の実証実験開始は2月から
今から使うのがすごく楽しみですヽ(*’▽’*)ノ
まちのコインは自由度が高く、たくさんのアイディアで育っていくものだとわたしは思うので、他にも「こんなふうに使えるんじゃないか?」「わたしはこう思う!」というのがあればぜひシェア・コメントで教えて下さい(*´-`*)✨
具体的にこんなふうに使えるんじゃないか?みたいな話も、近いうちに記事にしたいと思います!